薬剤師レジデントのメリット・デメリット【転職時の評価は?】

【新卒薬剤師へ】

薬剤師レジデント制度が気になっていますか?

「実際のメリット・デメリットは何か」

「本当にやる価値があるのか」

このブログでは、3年間のレジデント経験から、

本当のメリット・デメリットを実例を交えて解説します。

【30〜40代薬剤師へ】

「もっと勉強したい!レジデントって本当に価値があるのか?」
「将来的に、レジデント経験は転職で有利に働くのか?」

そんな疑問もこの記事で解決します。
実は、レジデント経験は「病院・薬局・大学病院への転職」で

大きなアドバンテージになります。

この記事からわかること
  • レジデントのメリット3つ(全業務習得、勉強時間確保、転職時の評価)
  • レジデントのデメリット3つ(低給料、正規職員と同じ業務、経験年数計算の落とし穴)
  • レジデントに向いている人/向いていない人
  • レジデント後転職を成功させるための「年収交渉術」

最後には、あなたが「レジデントへ就職すべきかどうか」 の

判断材料を提供します。

この記事を書いた人
  • 新卒で大学病院レジデント研修修了
  • 病院から薬局への転職で年収大幅アップ
  • 5社以上の転職エージェントを利用
  • 現在は調剤薬局で楽しく働いている
  • 育児と仕事の両立を心がける
  • 詳しい運営者情報は「こちら」

       てつん

目次

薬剤師レジデントのメリット3選

病院薬剤師の仕事全てを網羅することができる

どこでも通用するジェネラリストへ!!

レジデントは卒後研修制度の立ち位置であり、

薬剤師の質を向上させるカリキュラムとなっています。

そのため、正規職員のように偏った仕事はせず、

全ての業務を満遍なく経験できるメリットがあります。

例えば正規職員の場合は

1度配属されると何年かは配属先で仕事を行います。

医薬品情報室配属であれば医薬品情報室の仕事がほとんどです。

しかしレジデントの場合はカリキュラムが決まっているからこそ、

ずっと同じ部署に配属されることはなく

病院薬剤師の全ての業務を学ぶことができます。

レジデントは委員会に参加しないため勉強に集中できる

業務改善委員会や新人教育委員会、親睦委員会等に参加しなくていい!

一般的にレジデントは研修生の立ち位置です。

そのため、正規職員のように様々な委員会に参加する必要がなく、

業務後の時間を有意義に過ごすことができます。

勉強するもよし、バイトするもよし、

残った時間を何に当てるかは人それぞれですが、

時間外労働になることの多い委員会活動を行わなくていいことは大きなメリットです。

てつん

その分業務後に
勉強会へ参加したり
症例検討したり
勉強させてもらうことも多かったよ!

転職がしやすい

去るもの拒まず、基本は円満退職!

転職がしやすいことも大きなメリットです。

レジデントの立場は「臨時職員」であり、決まった期間の研修制度です。

そのため、レジデント修了時に「そのまま就職するか、転職するか」を選択できます。

3年間の研修期間を通じて、その病院の環境や人間関係をじっくり観察できます。

「この病院で働きたい」と思えば、そのまま就職すればOK。

「別の環境で働きたい」と思えば、転職活動を始められます。

レジデントは研修制度であり、

修了時点での転職は「キャリアアップの選択」 として認識されます。

そのため、研修した病院からも円満退職ができ、

将来的に「あの病院でレジデント出身者を見た」という良い評判につながります。

つまり、レジデント3年間は「病院を見定める期間」であり、

同時に「次のキャリアステップへの準備期間」として機能するわけです。

レジデント経験は転職で大きなアドバンテージ

「転職がしやすい」だけではなく、

実はレジデント経験は転職時に高く評価される ことをご存じですか?

特に評価される転職先は以下の通りです

  • 大学病院 (レジデント出身者を積極採用)
  • 地域中核病院 (臨床経験が深いため重宝される)
  • 大手チェーン薬局 (管理薬剤師候補として高評価)
  • 中小独立薬局 (臨床知識が深いため、薬学的アドバイスの質が違う)

「病院臨床の経験が深い」「自己学習できる人」と判定されるため、

転職には困らないことが多いです。

また、企業転職においてもレジデントの臨床研究が有利になることも。

もちろん企業転職は安易ではありませんが可能性は広がるでしょう。

【レジデント修了後の転職で年収交渉を成功させるには?】

転職エージェントを活用しよう!

レジデント修了後は転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントが「あなたの市場価値」を評価してくれます。

一方で、すでに働いている30代〜40代薬剤師にとっても

レジデント薬剤師は自己のスキルアップに最適な場所です。

ただ、レジデント修了後のことも考えておく必要があります。

そのため、まずは転職エージェントなどを活用し、

レジデントが自身の年収を増加させる要因になるのかどうかを確認してから

レジデントにチャレンジするのをおすすめします。

てつん

すでに働いている薬剤師にとって
レジデントはじっくり勉強できる場であり
選択肢の一つ。

一方でレジデントが
自分のキャリアにどう影響するか
しっかり見据えることが必要だよ。


だからこそ転職エージェントに
今後のキャリアについて
相談してみるのもおすすめだよ!

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レジデントのデメリット3選

収入が少ない

勉強させてもらっている」という心持ちが必要

レジデントの給料は、病院によって大きく異なります。

時給制の病院もあれば、給料ゼロの病院も存在します。

【給料の現実:私の場合】

私は都会の大学病院でレジデントをしていましたが、

手取りは月20万円程度。 ボーナスや退職金もありませんでした。

一見「月20万あれば生活できる」と思うかもしれませんが、

都会での生活はそれほど甘くありません

  • 家賃が高い(月8万円程度)
  • 物価が高い
  • 交通費がかかる
  • 奨学金の返済がある

結果として、貯金はほぼ不可能 でした。

【給料が低い中での生活実態】

仕事終わりに自炊する元気がなく、買い食いばかり。

給料のほとんどが「生活費」に消えていきました。

「自炊すればある程度の生活はできる」という理論は、

実際の疲労度を考えると現実的ではありません。

【事前確認が必須】

レジデント進学を決める前に、必ず確認してください

  • その病院のレジデント給料はいくらか?
  • レジデント期間を耐えれる貯金があるのか
  • 親からの援助は受けられるか?
  • 生活費として最低いくら必要か?

給料ゼロの病院もあります。

親の経済支援なしで、貯金もできない3年間を過ごす覚悟が必要です。

以下の記事も参考にしていただければと思います。

日常業務は正規職員とかわらない

勉強させてもらっている」という心持ちが必要(2回目)

「研修生」という立場は名目だけ。

実際の業務と責任は、正規職員と同じです。

【実際の業務内容の一部】

朝掃除、書類整理、白衣のクリーニング発注……

他の病院では新入職員が行う雑用が、私が研修した病院ではレジデントの仕事でした。

忘年会では出し物を強制され、

2次会の会場選びから会計まで レジデント1年目の役割。

つまり、「研修生だから簡単な業務だけ」ではなく、

正規職員と同じ業務+追加の雑用が求められるわけです。

【指導体制の現実】

「レジデントだから常に指導者がついている」というイメージは幻想です。

実際には、一人で病棟に行くことは当たり前。

レジデント上級生ともなると、

1年生を指導する立場にもなります。

つまり、正規職員と同じ責任と業務量を抱えながら、

給料は低いという状況です。

【衝撃的な一言】

私が経験した薬剤部長からは、こう言われたことがあります

「レジデントは安い賃金でいい人材を育成することだ!!」

これが、レジデント制度の本質を表現しています。

転職時の社会人経験に含まれない場合もある

レジデント経験3年=病院経験3年とはならない場合も

このデメリットは私が転職した際に一番びっくりしたことです。

レジデント3年終了後に中規模病院の正規職員へ就職したのですが、

「レジデントは臨時職員だから、経験年数×0.8で計算して給料は2年目と一緒だよ。」

と言われました。

こんなに勉強し、正規職員と変わらない仕事をしてきたのに

2年目の職員と給料が変わらないと言われた時の衝撃は忘れられません。

病院によっては経験年数として計算されないケースも

あるようなのでレジデント終了後の就職時には就職先に確認すべきポイントです。

てつん

病院によっては
正社員には人数制限があったり。

一度臨時職員で採用されて
正社員の枠が空くのを待つこともあるみたい。

つまりせっかくレジデントを修了しても
また臨時職員で開始になることもあるよ。

対策:転職先選びと年収交渉が重要

「レジデント経験が給料計算に入らない」

という落とし穴を避けるには、

転職先をしっかり選ぶ&年収交渉が重要です。

【良い転職先の条件(実例ベース)】

  • 「レジデント経験を歓迎」と明記している病院・薬局
  • 「臨床経験3年」という条件で初任給を決定している
  • 転職エージェント経由で「レジデント経験の扱い」を事前確認できる
  • 「レジデント出身者の採用実績」が豊富な職場

【避けるべき転職先の特徴(私の失敗例も含む)】

  • 「臨時職員だから×0.8で計算」と言われる
  • 「新卒の給料と同じ」と判定される
  • 面接時に「経験年数の計算方法」を明確に説明しない
  • 「レジデント経験について何も聞かれない」(評価されていない証拠)
てつん

私はなんとか病院長に交渉をして
初年度は2年目の給料だけど
翌年度からは
4年目の給料にしてもらうことができたよ!

【重要なポイント】

転職の際に、面接で以下を必ず確認してください

  • レジデント経験3年は、何年の経験年数として計算されますか?
  • 初任給は経験3年相当でいくらになりますか?
  • 過去にレジデント出身者はいますか?

【私の失敗談】

中規模病院の正規職員へ就職した際、

面接では「年収について詳しく聞かず」に入職。

その結果「×0.8で計算」と言われました。

なんとか自分で病院長と交渉して、

翌年度から経験年数に応じた給料になりました。

もし転職エージェント経由だったら 事前確認できたはずです。

【「×0.8計算」の失敗を避けるには】

転職エージェントが「レジデント経験の給料計算」を事前確認してくれます。

複数エージェント登録で、選択肢が広がります。

ファルマスタッフは地域に密着型の転職エージェントで

病院への転職案件も豊富です。

無料ですし、一度登録して市場価値を確認してみてください。

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まとめ:レジデント進学は「自分のキャリア目標」で判断しよう

いかがだったでしょうか。

今回はレジデントのメリット、デメリットを

私の経験から記事にしてみました。

レジデントに向いている人、向いていない人

レジデントに向いている人
  • キャリアアップ志向が高い (臨床知識の深さが後々生きる)
  • 自分の専門分野を決めたい(色々な病棟を経験できる)
  • 将来、管理薬剤師・主任を目指したい (臨床経験が深いため、昇進で有利)
  • 給料より「経験」「スキル」を優先したい
  • 親の経済支援がある、または数年間分の貯金がある
  • 大学病院や中核病院への就職を希望している (レジデント経験が最も評価される)
レジデントに向いていない人
  • 現在の給料を重視したい
  • 結婚・出産予定がある(腰を据えて勉強できない)
  • 定時で帰りたい、ワークライフバランス重視 (勉強時間が多く残業が長い)
  • 早期に高い年収を稼ぎたい

【最後に、大事なこと】

私自身、レジデントはとってもいい経験でしたし

「何度もやめてやる!!!」と思いましたが

修了した今となってはレジデントを経験してよかったなと思っています。

てつん

ぎゅっぎゅっと
こ〜〜〜〜い3年間でした。

素敵な同期・先輩にも恵まれ
一生の友達になりました。

嫁様

実は、私ともレジデント時代で出会ったのよね

メリット、デメリットをしっかり理解した上で、

後悔のない選択をしていただけたらと思います。

その判断の助けになるように、以下の記事も参考にしてください。

1. 薬剤師の年収は職場で決まる【転職と昇進で年収1.5倍の現実】

レジデント給料の低さは、転職先選びで大きくリカバリー可能。

病院→薬局転職で年収+150万円の実例も。

2. 薬剤師レジデントの全実体験【3年間のリアル、給料、転職での評価】

1年目〜3年目の具体的な業務内容、給料相場、転職時の評価をチェック

3. 薬剤師で土日休みは可能?【35歳管理薬剤師が本気で考えた結論】

「レジデント3年は拘束時間が長い」が気になる場合、 土日休みの働き方も検討を。

4. ファルマスタッフの実体験レビュー【レジデント出身者の転職成功例】

転職エージェント活用で「×0.8計算」の失敗を避ける方法。

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