こんにちは!薬剤師ブロガーのてつんです。みなさんは薬局でお薬をもらう際の待ち時間に苛立ちを覚えたことはありますでしょうか?特に大きな病院を受診した際は受診だけでも相当な時間待たされているのに薬局でも待たされて、「大事な休みが病院と薬局で1日終わってしまった・・・」と感じる人もいると思います。「EPARKくすりの窓口」を活用すれば薬局での待ち時間を大幅に短縮することができます。今回は「EPARKくすりの窓口」についてメリットと実際の使用方法を説明していこうと思います。
- 薬局で待たされるのが嫌な人
- 飲む薬の数が多く、薬局で薬が出てくるまで時間がかかっている人
- どこの病院に行っても同じ薬局でもらいたい人
- 病院に受診するだけで1日終わってしまう人
これを知っているだけで薬局の待ち時間が大幅に短縮できるよ!
それでは張り切っていきましょう!
EPARKくすりの窓口とは
EPARKといえばレストランの順番予約が有名であり1度は利用したこともある人が多いですよね。
EPARKのサービスには事前に処方箋をスマートフォンのカメラで撮影するだけでその情報を薬局へ送信してくれる「くすりの窓口」というシステムがあります。
EPARKと提携している薬局であればどこの薬局でもこのサービスを受けることができます。
EPARKに掲載している薬局店舗数は全国18031店舗存在しており、大手ドラッグストアから調剤薬局チェーン、個人薬局まで幅広く提携しているのが特徴です。
「利用方法は4ステップで簡単!」
複数の処方箋を持っている人でも1枚ずつスマホで撮影して一気に送信することができます。
希望受け取り時間・ジェネリック有無・お薬手帳の有無等を記入して薬局へ送信!
薬局では薬の在庫を確認して希望受付時間に間に合うかどうかをメールで連絡します。
不都合や不具合がある場合は薬局側から電話がかかってくることもあります。
処方箋原本とお薬手帳を忘れず、予約した時間に薬局へ行けばお薬を受け取ることができます!
EPARKくすりの窓口を利用するメリット
利用者にはどんなメリットがあるのかみていきましょう!
待ち時間の短縮
病院から処方箋を受け取ったら、くすりの窓口で薬を受け取りたい薬局を選択して処方箋を送信します。すると、薬局側に転送され事前に薬を用意してもらうことができます。もし、薬の在庫が薬局にない場合は事前に薬局から連絡が入るシステムになっており用意できる日にち及び時間帯を確認できます。
わざわざ薬局に行ったのに、在庫がなくてたらい回しということがなくなります!
営業時間や各種決済の取り扱いも確認できる
ドラッグストアは日祝以外調剤薬局は開局しているケースが多いですが、調剤専門薬局の場合18時までや水曜日休み等店舗によって営業時間がまちまちです。
さらにキャッシュレス決済の時代に伴い、コード決済やクレジットカード決済可能な薬局もくすりの窓口のサイトから検索することができ、現金を持ち歩かない人でも問題なくお薬を受け取ることができます。
クレジットで払えればクレカポイントも入るしお得だわ!
ちなみに・・・処方箋の支払いについては「PayPayジャンボ」や「auPAYたぬきの恩返し」等の各種キャンペーンは対象外だよ!
何と言っても無料!家族分の処方箋も一緒に送ることができる
EPARKくすりの窓口は薬局側から紹介料をとるシステムになっており、利用者は完全無料!
EPARKくすりの窓口は完全無料で利用することができます。実際は患者さんがくすりの窓口を利用し薬局を選択するとその薬局からEPARKへ紹介料を払うシステムになっているため、患者さん側は完全無料で利用することができます。
さらに自分だけではなく家族分の処方箋までも送ることができます。
付き添いとして一緒に病院へ行っている人がスマホ一つで事前に薬局へ連絡することができるため、一度自宅へ寄ってから落ち着いて薬のみを薬局へもらいに行くことも可能です。
日頃付き添いで通院している人にとっては時間の短縮にもなりますし、患者本人の移動負担が軽減されるメリットの大きなサービスなんです。
祖母の付き添いで病院へ行くと1日かかるから、薬をもらう時間だけでも短縮できるのは大きいね!
実際にEPARKくすりの窓口を使ってみましょう!
Step1 ホームページにアクセスし、処方箋を撮影しよう!
上記リンクよりEPARKくすりの窓口のサイトにアクセスし、検索窓から薬局を検索しましょう。
全国地図から探すこともできますし、JRの駅やチェーンの薬局から検索することもできます。
もしいつも行く薬局が決まっていない人は以下の記事を参考に薬局を決めてみてください。
すると薬局の詳細情報にアクセスすることができます。
営業時間を確認した後「無料でネット予約をする」をクリックしましょう!
クリック後は処方箋を送信するページに進みます。カメラマークをクリックするとスマートフォンのカメラアプリが立ち上がるので処方箋全体をカメラで撮影しましょう。
「氏名・生年月日・保険証番号・病院名・薬の名前・日数等」全ての項目が欠けないように処方箋全体を写真に写すことがポイント!
Step2 詳細情報を記入して薬局へ送信!
受け取りたい時間帯・電話番号・ジェネリック医薬品の有無・お薬手帳の有無を選びましょう。
「軟膏は先発医薬品がいい!」「栄養剤の味はアップルがいい!」といった細かい薬剤の指定がある場合は薬局へのメッセージ欄に記載してください。
最後に「注意事項及び利用規約・プライバシーポリシー」を確認し同意を得られればチェックを入れて薬局へ送信します。
ジェネリック医薬品ってよくわからないわ
薬を一番最初に作った企業は、薬の特許を得るんだ。特許は10年程度経つと切れ、他の企業も同じ薬を作ることができるようになるよ。これがジェネリック医薬品なんだ。
新薬は1つの企業が独占しているから値段が高くて、ジェネリックは多くの企業が生産しているから安いのね!
そうだね。国も効果が同じで安価なジェネリック医薬品を推奨しているよ!
Step3 受付時間確定メールの受信
送信後は薬局からの連絡を待ちましょう。
もし依頼した薬局に薬の在庫がなければ薬局側からいつ薬が準備できるかの連絡しますし、問題なければ受付確定のメールが入ります。
もし薬局に薬がなくても流通が滞っていない医薬品に関しては半日から1日程度で薬局に入荷するよ!
2022年3月現在、医薬品製造工場の不祥事が続き薬の流通に問題が出ています。薬局はできる限り患者さんの希望する薬を調達する努力を行いますが、調達に時間がかかったり、他メーカーや先発医薬品へ変更したりすることもありますのでご了承ください。
Step4 指定した日時に処方箋とお薬手帳を持って来局しましょう!
あとは処方箋の原本とお薬手帳を持って指定した日時に薬局へ行けばお薬を受け取ることができます。
処方箋の有効期間は発行日を含めて4日以内です。
もし指定された日時に薬局へ行けなかった場合は必ず薬局へ連絡をするようにしてください。基本的には時間に遅れても対応可能ですが、処方箋の期限を超えた場合は薬を受け取ることはできません。
EPARKを使えばたった4ステップで待ち時間を大幅に短縮できるよ!
まとめ EPARKくすりの窓口を使って時間を有効活用しよう!
ここまで薬局で待ち時間を短縮する方法として「EPARKくすりの窓口」を紹介してきました。
病院の待ち時間を短縮することは難しいことが多いですが、薬局はこのようなサービスを活用することで待ち時間が大幅に短縮できます。
家の近くの薬局を指定することができれば帰宅中にお薬を準備してもらうこともできますし、急な予定があるときは日にちをずらして薬をもらうことができます。
薬局の待ち時間を短縮して有効に時間を使っていきましょう!
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