こんにちは!薬剤師ブロガーのてつんです。
「新人薬剤師は何から勉強すればいい?」
「おすすめの書籍はどれ?」
この記事では、3年間のレジデント経験から、
新人薬剤師が最初に読むべき書籍3冊を紹介します。
この3冊を読み込めば、病院・薬局どちらでも
ジェネラリスト薬剤師としての基礎知識が完成します。
この3冊を読み込めば、病院・薬局どちらでも
ジェネラリスト薬剤師としての基礎知識が完成します。
その後のキャリアステップについては、
以下の記事も参考にしてください:


全ての領域を一冊に集結。「薬剤師レジデントマニュアル」
疾患や治療薬に関する基本的な情報に加え、現場で役立つ
「薬剤師による薬学的ケア」
「処方提案のポイント」が
充実したマニュアルになっています。
- 入職して1〜3年目
- 自分の専門領域が決まっていない
- 広く浅くいろんな領域の勉強をしたい
- 何から勉強していいかわからない
特徴① 全ての領域を広く浅く1冊に集結
呼吸器、消化器、内分泌、整形等の
主要54疾患について広く浅く学んでいくには
もってこいの本。
各領域の疾患はもちろんのこと
がんや緩和はそれだけで 1 章を構成する充実した内容に
なっていることもこの書籍のいいところ!
新人薬剤師にまず目指してほしいのは
全ての領域を広く浅く理解しているジェネラリスト薬剤師。
処方監査をするにも当直をするにも
全般的な治療法は知っている必要があります。
この1冊をしっかり学んでいけば
各領域における必要最低限の知識は身に付きます!
さらに「薬剤師による薬学的ケア」「処方提案のポイント」の項目には
新人薬剤師としての一つのハードルである
処方提案や疑義照会をする際に非常に心強い内容になっており、
背中を押してくれるに違いない内容もおすすめのポイントです。
特徴② 持ち運びに便利なポケットサイズ

医学書院出版のマニュアルシリーズに
共通する特徴の一つは持ち運びに便利なところ!
白衣のポケットにぎりぎり入るサイズに設計されており、
病棟でささっと調べ物をしたい時にもおすすめの1冊。
医師のカルテを見て、
「これどういう意味だろう?」
「この治療は一般的なんだろうか?」といった時に
辞書感覚で使用することがおすすめです。
特徴③ 付録が充実
メインのパートももちろん充実してとてもいい本ですが、
付録が充実しているのもいいところ。
中でも専門書にしかないような
「妊婦・授乳婦への薬物投与」について付録に記載があり、
突然医師から電話で問い合わせが来た場合でもある程度対応ができます。
ステロイドの力価一覧も、
「常に持ち運ぶ必要はないけど、たまに使いたい」という
薬剤師の欲求に応えるかのように付録として収載されており、
あれもこれも持ち運びたくなる薬剤師にとって
この1冊あれば安心できると思います。
てつん充実した内容なのに4000円弱と
専門書にしては安価なのもいいよね!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
✅ この本を今すぐ楽天で見る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「薬局ですぐに役立つ」薬の比較と使いわけ100
薬局は様々な病院からの処方箋を受け付けることも多く、
1200品目以上の薬を備蓄している薬局も
増えてきているため使いわけが大事になります。
病院の場合、採用薬のみで完結するため
選択肢がそれほど多くないですが、
薬局は薬価収載品目全ての知識を
満遍なく習得している必要があります。
そこで活躍するのがこの本です!
- 同種同効薬の使いわけを知りたい
- 患者個別のパラメーターに応じた薬の選択をしたい
- 薬剤師として医師に提案できる能力をつけたい
- すぐに服薬指導で役に立つ知識がほしい
特徴① 薬局ではもちろん病院でも役に立つ充実の100テーマ



『アムロジン』
『ワソラン』
『ヘルベッサー』
これらの薬の違いを
パッと喋れる薬剤師って
どれほどいるのでしょうか?
同じ降圧薬の中でも、降圧効果や持続時間、
血管や心臓の血管に与える影響は異なります。
そういった同種同効薬の使いわけを100テーマ解説されています。
抗ヒスタミン薬や少しマイナーな
向精神病薬の使いわけまで幅広く網羅しています。
様々な薬を採用している薬局はもちろんのこと、
採用品目の限られている病院であっても
プロトンポンプ阻害剤とH2ブロッカーの違いや
個々の下剤の特徴についてはとても参考になります。
特徴② 随所随所に盛り込まれた「こぼれ話」が面白い
各テーマの末尾に「こぼれ話」が載っています。
例えば、ステロイド点鼻薬のテーマでは、
「子供がアラミストを倍量で使用すると
身長の伸びが0.27cmほど減るとの報告があります。」
といったこぼれ話が記載されています。
治療には直接役立つ項目ではないかもしれませんが、
知っていると患者の心を掴むような「薬学豆知識」があり、
こぼれ話だけ拾って読んでいっても面白いです。
特徴③ 医師への提案能力が上がる
腎機能・肝機能に応じた薬剤選択はもちろん
患者の内服コンプライアンス向上や
副作用軽減のための代替薬提案にかなり役立ちます。
例えば、湿布の中にも
光線過敏症の副作用報告に差があります。
日中に外仕事をしている人には
できるだけ光線過敏症の報告が少ない薬剤を選択したいですよね。
この本にはそんな日頃の生活に密着した
薬剤の使いわけも記載されています。
患者さんとコミュニケーションで得られる情報はたくさんあります。
得られた情報から薬剤を選択して提案できることが
薬剤師の職能であり、世の中に求められている薬剤師像です。



病院勤務や薬局勤務関係なく
薬剤師としての知識を向上させてくれるいい本だよ!
ただ本のサイズが大きいことだけがネックだね。
番外編:抗がん剤に特化した1冊「がん化学療法レジメン管理マニュアル」
今まで紹介した2冊にこの本を合わせて
読み込めば薬剤師として
大きく成長できるに間違いなし!
薬剤師が職能を発揮できるおおきな領域の一つが「がん領域」。
病院なら必須ですし、外来化学療法が増えてきている今、
どの薬局でも必要な知識になりつつあります。
最初に紹介した「薬剤師レジデントマニュアル」と
同じ出版社から出ている書籍ですが、
抗がん剤治療に特化して処方監査ポイントや
服薬指導のポイントがわかりやすく記載されています。
- 抗がん剤の服薬指導をする
- 代表的なレジメンを知りたい
- 抗がん剤処方監査のポイントが知りたい
- がん化学療法の勉強をしたい
特徴① 処方監査のポイントが役立つ
レジメン毎の処方監査のポイント・減量基準が
わかりやすく記載されているので、レジメンの処方監査は
この本を見ればバッチリです。
休薬期間やスケジュールも表になって記載されていますし、
制吐剤等の必要な支持療法も網羅されています。
白衣のポケットに入るサイズなので
病棟で突然医師や看護師に質問をされても対応できます。
病院薬剤師には必需品と言っても過言ではない1冊になっています。



医学書院シリーズだから
白衣のポケットに入るのね!
そのままクリーニングに
出さないように注意が必要よ!
特徴② レジメン毎特有の副作用・対策方法も記載
抗がん剤の副作用は多岐に渡ります。
吐き気や骨髄抑制はもちろんのこと、
末梢神経障害や手足症候群、
免疫チェックポイント阻害薬に特有の副作用や
その対策まで記載されています。
各種副作用の出やすい期間は表になって記載されており、
毎日患者の状態を確認できる病院薬剤師のみならず
来局したタイミングのみしか患者と
関わることのできない薬局薬剤師にも
時期に応じた服薬指導を行うことができます。



「薬薬連携」にも薬局薬剤師の
副作用モニタリングが重要だよね!
特徴③ 複数の薬剤師が監修しているからこその服薬指導ポイント
薬剤師としてモニタリングしてほしいことが
簡潔に記載されており、すぐに臨床へ応用できます。
この本に載っている副作用の状態を患者から聞き取り、
カルテに記載すればそのまま完璧な薬歴が完成するでしょう。
薬局薬剤師であっても、突然やってきた抗がん剤処方に対し
この本があれば堂々と服薬指導をすることができますし、
自信を持って病院へフィードバックすることができます。



病院でも薬局でも抗がん剤については
この1冊があれば困ることは少ないよ!
まとめ:この3冊で新人薬剤師の基礎知識が完成する
さて、ここまで3冊を紹介してきました。
正直この3冊は全て揃えることができれば他の書籍はいらないと言っても過言ではありません。
📚 今すぐ楽天で購入する(全3冊)
✅ [薬剤師レジデントマニュアル]
✅ [薬局ですぐに役立つ薬の比較と使いわけ100]
✅ [がん化学療法レジメン管理マニュアル]
3冊合計で約12,000円程度。
新人薬剤師への投資としては最高の選択肢です。
📌 関連記事でキャリアアップを学ぶ
書籍で基礎知識を習得した後は、以下の記事で
キャリアアップ・給料戦略を学ぶのがおすすめです:
👉 [病院薬剤師の認定薬剤師【給料アップ・キャリアに繋がる取得方法]


👉 [薬剤師の年収比較【転職で年収1.5倍の現実】










